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WordPress に関係する PHP 拡張一覧

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WordPress に関係する PHP 拡張についてまとめました。

情報元は公式の Make WordPress の次のページです。

確認時のバージョン

WordPress 6.4.3 が最新のとき( 2024 年 3 月)に確認しました。 PHP 7.4 以上での使用が想定されています。

ここではバージョンの細かな説明はしていません。 バージョン情報については公式の情報にあたってください。

必須

PHP 拡張 用途
json JSON 形式のデータの取り扱い
mysqli または mysqlnd MySQL データベースの利用

強く推奨

PHP 拡張 用途
curl 外部ホストへの HTTP リクエストなど
dom Text Widget 内容の検証や IIS7+ の自動設定
exif EXIF データ(画像ファイルのメタデータ)の取り扱い
fileinfo アップロードファイルの MIME タイプ検出
hash ハッシュ化(パスワードやアップデートパッケージ等)
igbinary 標準 PHP シリアライザーの代替でパフォーマンス向上
imagick ImageMagick (画像処理ライブラリ)の利用(管理画面での画像編集や PDF サムネイルサポート)
intl locale 関連の処理
mbstring UTF-8 テキストの処理
openssl 外部ホストへの SSL 接続
pcre コード検索のパターンマッチングのパフォーマンス向上
xml 外部サイトなどの XML のパーシング
zip WordPress 本体・プラグイン・テーマの更新パッケージの解凍

推奨(キャッシュ関連)

PHP 拡張 用途
apcu APCu ( PHP のインメモリキーバリューストア)の利用
memcached Memcache (高性能なオブジェクトキャッシュシステム)の利用
opcache OPcache ( PHP のバイトコードのインメモリキャッシュ)の利用
redis Redis (インメモリデータストア)の利用

その他

PHP 拡張 用途
bc 数値の任意精度演算
filter ユーザー入力のフィルタリング
image GD Graphic Library の利用( Imagick が無い環境でのフォールバック)
iconv 文字セットの変換
shmop Unix 共有メモリセグメントの利用
simplexml XML パーシング
sodium 暗号化・署名・ハッシュ・乱数などの取り扱い
xmlreader XML パーシング
zlib Gzip の圧縮・解凍

また随時内容を充実させていきます。

ちなみに、多くのレンタルサーバーでは WordPress を動かすための基本的な環境が整っていますが、「必須」以外の PHP 拡張はサポートされているとはかぎりません。

一般にレンタルサーバーでは利用者が PHP 拡張を追加することはできないため、特定の拡張機能がどうしても必要な場合は、事前に調べてその PHP 拡張を提供しているレンタルサーバーを選ぶか VPS などで独自にサーバーを立ててインストールする必要があります。

出典