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WordPress でデフォルトで利用可能な画像フォーマット一覧

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WordPress で管理画面のメディア管理でデフォルトで利用可能な画像フォーマットについてまとめました。

フォーマット 一般的な拡張子 説明
JPEG jpg jpeg 写真などの画像に適したフォーマット。 PNG と並んで最もよく使われている。
GIF gif 透過とアニメーションが可能なフォーマット。色数が限られる。
PNG png 透過が可能なフォーマット。 JPEG と並んで最もよく使われている。
BMP bmp Windows で古くから使われているフォーマット。非圧縮なためサイズが大きくなりがち。
TIFF tiff tif 高品質な画像に適したフォーマット。サイズが大きくなりがち。
WebP *1 webp Google 社が 2010 年にリリースした新しいフォーマット。高品質で圧縮率が高い。透過も可能。
AVIF *2 avif 2019 年にリリースされた新しいフォーマット。
ICO ico ファビコンやアイコンに使われるフォーマット
HEIC heic Apple のデバイスで使われているフォーマット。高品質で圧縮率が高いが Apple の Safari 以外のブラウザの対応状況が悪い。
  • *1: WebP のサポートは WordPress 5.8 ( 2021 年 6 月リリース)から
  • *2: AVIF のサポートは WordPress 6.5 ( 2024 年 4 月リリース)から

ちなみに、 WordPress のメディアでアップロード可能なファイルの拡張子は get_allowed_mime_types() という関数が制御しています。 upload_mimes というフィルターフックを使えばアップロード可能なファイルの拡張子をカスタマイズすることもできます。

SVG フォーマットを追加するシンプルな例:

add_filter( 'upload_mimes', 'example_mime_types' );

function example_mime_types( $mimes ) {
  $mimes['svg'] = 'image/svg+xml';
  return $mimes;
}

ただし、例えば SVG の場合は悪意のあるユーザーがアップロードできてしまうとサイトのセキュリティ上問題になります。 アップロード可能なファイルの拡張子のカスタマイズは各ファイルフォーマットの特性とセキュリティを理解した人が行うようにしてください。

参考:

画像の利用状況の統計については W3Techs の情報が参考になるので興味があればチェックしてみてください。

WordPress.org の関連ページ

WordPress 6.5 での AVIF サポートの追加について:

WordPress 5.8 での WebP サポートの追加について: