エラーログを確認する方法

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WordPress のエラーログは大きく 3 種類あります。

A. WordPress のエラーログ

ひとつめは WordPress が管理するエラーログです。

WordPress のエラーログはデフォルトでは無効になっています。有効にするには設定ファイル wp-config.php を編集し次のコードを追加します。

define( 'WP_DEBUG', true );
define( 'WP_DEBUG_LOG', true );

この設定をすると WordPress インストールディレクトリ（ /var/www/html など）の下の wp-content/ ディレクトリのファイル debug.log にエラーログが出力されます。

この際の注意点として、 wp-content/ ディレクトリ以下のファイルは通常インターネット上からアクセス可能ということがあります。 debug.log ファイルもアクセスを拒否する設定を行わなければ外部から閲覧できる可能性があるため注意してください。

出力先のファイルを変更したい場合は WP_DEBUG_LOG に出力先のパスを指定します。

define( 'WP_DEBUG_LOG', '/tmp/wp-errors.log' );

ログの確認が終わったら上の wp-config.php ファイルを編集し追加した設定を削除します。 debug.log ファイルも自動では削除されないので削除します。

ふたつめは PHP のエラーログです。

WordPress のレイヤーで補足できなかったエラーログが PHP のエラーログとして出力されます。

出力先は PHP のランタイム設定 error_log で制御されています。

サーバーのエラーログとは Apache などのサーバーミドルウェアが管理・生成するもので、その確認方法は WordPress のホスティング方法によって異なります。

各プロバイダーが提供するエラーログの確認方法に従います。

SSH などでサーバーマシンにアクセスして、サーバーのログ出力先ディレクトリを確認します。

A の WordPress のエラーログを出力するところを解説しています。