- 実践 WordPress ホーム
- おすすめプラグイン
WordPress で XML サイトマップを生成できるプラグイン XML Sitemap Generator for Google
WordPress サイトで XML サイトマップを自動生成できる定番プラグイン XML Sitemap Generator for Google を紹介します。
確認時のバージョン
- WordPress
6.6.2
- XML Sitemap Generator for Google
4.1.21
プラグインの概要
XML Sitemap Generator for Google は WordPress サイトの XML サイトマップを自動生成できる機能を提供するプラグインです。
このプラグインを使うことで XML サイトマップを細かく設定して生成できるようになります。 総合系 SEO プラグインとは異なり、このプラグインは XML サイトマップの生成機能だけを提供する特化系のプラグインです。
本プラグインが提供する機能:
- XML サイトマップ生成時のメモリ・実行時間の上限を変更する
- XSLT スタイルシートでの見栄えをカスタマイズ
- サイトマップのファイル名を変更する
- サイトマップを圧縮する
- 個別のページを管理画面から手動追加する
- 投稿の優先順位ロジックをコメント数などで調整する
- 固定ページ・投稿・カスタム投稿タイプ・カテゴリー・タグ・アーカイブ・投稿者などのページを含めるかどうかをカスタマイズ
- 優先順位(
priority
)と更新頻度(changefreq
)をページタイプ別に指定する
2024 年 10 月時点で 100 万インストール以上となっています。 ちなみに以前はプラグイン名が「 Google XML sitemaps 」でした。 ウェブ上の古い記事で「 Google XML sitemaps 」と呼ばれているものはこのプラグインを指します。
Note
基本的な XML サイトマップ生成機能は WordPress 本体に備わっているため、細かなカスタマイズが必要なく標準的なサイトマップが生成できればよい場合はこのプラグインは必要ありません。
関連ページ: WordPress で XML サイトマップを生成する方法・生成されない場合の解決方法
基本的な使い方
プラグインのインストールと有効化
WordPress 管理画面のプラグイン追加ページからプラグインを検索してインストール・有効化します。
関連ページ: WordPress でプラグインをインストールする方法
設定
プラグインを有効化すると管理画面「設定」 → 「 XML-Sitemap 」というページが追加され、ここでプラグインの設定が行えます。
主に以下のポイントを設定するとよいでしょう。
- サイトマップコンテンツ: サイトマップにどのタイプのページを含めるか
- 除外する項目: 個別に除外したいページがあれば指定する
- 更新頻度の設定: 各ページタイプごとの更新頻度設定
- 優先順位の設定: 各ページタイプごとの優先順位設定
ここで設定の意味がよくわからないぞという方は、詳しい方に依頼するか、無理にプラグインを使わず WordPress 本体のサイトマップ生成機能を使うことをおすすめします。 このあたりを間違った設定にしてしまうと SEO にプラスになるはずがネガティブな効果が出る可能性もあり本末転倒です。
サイトマップの確認
設定が完了すると WordPress ホームディレクトリ以下の /sitemap.xml
にサイトマップが生成されます(設定で変更が可能です)。
検索エンジンへの登録
生成されたサイトマップを Google サーチコンソールや Bing Webmaster Tools などの検索エンジンのウェブマスターツールに登録すると、効果的にサイトの構成と更新状況を検索エンジンに伝えられます。
関連ページ: WordPress サイトのサイトマップのサーチコンソールへの登録方法