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WordPress の設定「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」にはどんな効果があるのか?
WordPress の設定項目に「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」というものがありますが、これがどんな効果を持つのかを説明します。
設定は管理画面の「設定」→「表示設定」の「検索エンジンでの表示」で変更できるようになっています。
最初に WordPress のインストールするときにも設定することができます。
確認時のバージョン
- WordPress
6.6.1
この「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」には次のような効果があります。
1. HTML の robots メタタグの値が変わる
「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」にチェックを入れると、 HTML の robots メタタグの値が noindex, nofollow
になります。
チェックを入れなければ
2. XML サイトマップが生成されなくなる
「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」にチェックを入れると、通常 WordPress が自動で生成する XML サイトマップ wp-sitemap.xml
が生成されなくなります。
3. robots.txt
の内容が変わる
「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」にチェックを入れると、 WordPress のルートの robots.txt
から Sitemap:
の行が削除されます。
チェックを入れた場合:
チェックを外した場合:
User-agent: *
Disallow: /wp-admin/
Allow: /wp-admin/admin-ajax.php
Sitemap: https://example.com/wp-sitemap.xml
4. 管理画面の「投稿設定」の「更新情報サービス」の入力が変わる
「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」にチェックを入れると、管理画面「設定」→「投稿設定」の「更新情報サービス」の更新通知サービスの入力フィールドが入力不可になります。
チェックを入れていないデフォルトの状態では次のようになっています。
5. 管理画面ダッシュボードにメッセージが表示される
「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」にチェックを入れると、管理画面ダッシュボードの「概要」の中に「検索エンジンのインデックスを回避中」というメッセージが(管理者ユーザーに)表示されるようになります。